HOMEへ戻る
ケルガード家(けるがーどけ)[Kjelgaardke]

所在地
 左京区
 
選定番号
 第8−014号
  


推薦理由(抜粋)
 左京区花背原地町に大型林業家の住まいとして明治37年(1904)に建てられた。杉や桧を多用しており,建築当初の姿がよく保存されている。現在は外国人向けの宿泊施設として活用されている。北部山間地域の大型林業家の様相を伝える貴重な建物である。


認定番号
第160号

認定理由
 ケルガード家は,左京区花脊原地町の鞍馬街道沿いに位置する。北側背面は山林,街道を挟んで南側には上桂川が流れる。花脊は戦前までは林業が盛んな地で,同地は「山持ち」と呼ばれる山林地主が多く居住する地区であったという。ケルガード家の建物も山林地主であった開原家によって建てられたもので,幣串から主屋は明治37年(1904)の上棟であると確認される。
 敷地内には主屋の他,離れ,土蔵2棟,物置小屋が建つ。主屋は木造平屋建で,当初は杉皮葺であったと伝わるが,現在は桟瓦葺である。東側に土間を配し,表側にはザシキなど3室,裏に囲炉裏を設けたダイドコロやナンドが配されている。土間には,黒漆喰仕上げの大釜と3口の改良型のクドが残る。南側には板塀で囲われた庭があり,玄関へのアプローチに建つロジモンと呼ばれる門を通って入ることもできる。庭は,南寄りに築山を設けて春日燈篭やマツ,スギなどの植栽を配し,背後の山林を景の一部としている。現所有者が購入後,宿泊施設等として活用している。
 ケルガード家は,山林地主が建てた大規模で良質な民家である。格式のある屋敷構えは重要な景観要素ともなっており,高く評価される。




リスト1TOPへ戻る
北区マップ |  上京区マップ |  左京区マップ |  中京区マップ |  東山区マップ |  山科区マップ
下京区マップ |  南区マップ |  右京区マップ |  西京区マップ |  伏見区マップ