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津田家(つだけ)[Tsudake]



所在地
 伏見区
 
選定番号
 第8−049号
  

推薦理由(抜粋)
 伏見南浜に建つ町家。虫籠窓と出格子が特徴である。津田家は両替商と炭屋を営み,伏見界わいの商いと生活を支えました。高塀の奥には洋館が建っている。蔵は江戸中期に建てられたものと伝わる。奥行きの深いトオリニワや広大な庭から当時の繁栄ぶりがうかがえる。



認定番号
 第148号

認定理由
 津田家は,枚方・津田村の領主に出自し,秀吉の頃に伏見に移り住んだと伝わる。江戸時代には両替商を営み,明治以降は練炭商を主とした。建物は,伏見・魚屋町通りに面する大規模な町家である。鳥羽伏見の戦いで火災に遭い,明治初期に再建されたが,一部には焼け残った部分も残るとされる。
 大正期には練炭の製造・販売が最盛期を向かえ,濠川(ほりかわ)沿いに倉庫を構えている。大正後期にはザシキや洋室,土蔵を増築している。主屋部分は表屋造形式で,西側に土間を通し,2列に7室を設ける。表屋1階の上手には茶室を配し,居住棟の奥には10畳の座敷を設けている。主屋の東側には増築された座敷(オクノマ)・洋室の棟が接続する。主屋の座敷は床柱にアカマツ皮付きの柱を用いるなど数寄屋の要素が見られるに対して,大正期増築のオクノマは書院造の意匠である。茶室部分の前面には蹲(つくばい)や伽藍石(がらんいし)を用いた茶庭風の前庭が配されている。
 明治初期に遡り大正期増築の座敷・洋室の他,2棟の土蔵を有する大規模な町家建築である。商いの繁栄に合わせて屋敷が充実していった過程を伺うことができる。格式を有する商家の屋敷構えは町並み景観の重要な要素ともなっており,高く評価される。



 景観重要建造物

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