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栗原家(くりはらけ)[Kuriharake]

所在地
 山科区
 
選定番号
 第6−037号
  


推薦理由(抜粋)
 モダニズム建築をリードした建築家,本野精吾の代表的作品で昭和4年の建築。中村鎮式鉄筋コンクリートブロック造による3階建で,コンクリートを露出した先鋭的な外観表現を用いる。客間と食堂境の板戸は,施主の鶴巻鶴一によるロウケツ染で飾られている。


認定番号
第88号

認定理由
 栗原家は,日本のモダニズム建築をリードした建築家,本野精吾の設計により昭和4年(1929)に建てられた。コンクリートブロック造3階建,陸屋根で,構造体に中村鎮式鉄筋コンクリート建築(鎮ブロック造)を用い,玄関部分に鉄筋コンクリート造による半円形のポーチを設けている。コンクリートを露出した外観意匠は,先鋭的なモダニズム表現とされ,本野独特のものである。内部は,中央にホールを設け,東西に室を配する間取りで,全体に天井や壁面を漆喰仕上げとする一方,食堂壁面は杉板張りとし,客間と食堂境の引き込み式の板戸には,両面に当時の施主の鶴巻鶴一が製作したロウケツの染色画が画かれているなど質の高さが伺える。また,敷地の西側から北側面へと廻る塀においても,主屋と同じ鎮ブロック造とし,主屋外観と調和している。栗原家は,本野精吾の代表作として重要であり,主屋と緑豊かな木々を囲む塀は,周辺地域において独特の雰囲気を醸し出している。




 国登録有形文化財(建造物)

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