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八瀬天満宮社(やせてんまんぐうしゃ)[Yasetenmangusha]

所在地
 左京区
 
選定番号
 第3−009号
  


推薦理由(抜粋)
 周囲を巨木に囲まれた八瀬天満宮社は,菅原道真の死後,師である法性房尊意僧正の勧請により建立されたと伝わる。赦免地踊りでは,女装した男性が切子燈籠を頭に載せ,境内の秋元神社に向かう行列が見られる。


認定番号
 第56号

認定理由
 八瀬天満宮社は,菅原道真公を祀るため10世紀に建立されたと伝わる。比叡山山麓の敷地に,本殿と9つの摂社,舞楽殿,社務所等が配置されている。本殿は,寛政7年(1795)の大火で一度焼失し,天保15年(1844)に再建された三間社切妻造向拝付,銅板葺きの建物である。蟇股の表面に臥牛,裏面に星梅紋を配置し,天満宮としての特徴を備え,本殿背面には十一面観音の絵図が納められ,神社建築として珍しい特徴がある。境内では,秋元神社祭礼の京都市登録無形民俗文化財「赦免地踊り」を始めとする祭祀がとり行われており,これらは「八瀬童子」と呼ばれる地域の人々により構成される「宮座」と,その中から選ばれる一年神主である「高殿」によって営まれ続けている。樹齢数百年の古木を始めとする樹木に包まれ,社が並ぶ境内は,比叡山山麓の歴史風土を構成する重要な要素となっている。

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