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小川家(おがわけ)[Ogawake]

所在地
 左京区
 
選定番号
 第8−010号
  


推薦理由(抜粋)
 左京区鹿ヶ谷に建つ2階建ての近代洋風住宅。大正11年(1922)に建てられた。設計は武田五一。わが国の鉄筋コンクリート造住宅のさきがけである。  武田五一が設計した数少ない現存する住宅として貴重である。


認定番号
第109号

認定理由
 建築家・武田五一の設計,金田組の施工により,大正11年(1922)に建築された。安田銀行の経営に携わり,早稲田大学創立に尽力した小川為治郎が,当時京都帝大の学生であった子息・睦之輔のために建てたもの。鉄筋コンクリート造2階建て,銅板葺。外壁はドイツ壁で腰を洗い出しとする。北側に玄関を設け,玄関脇に応接室,南側に居間と食堂を配する。同時期,武田は大正後期に鉄筋コンクリート造による住宅建築を試み,青柳邸(大正11年/現存せず),旧山口玄洞邸(大正12年)を手がけている。小川家の外観意匠は,大正末期以降に武田がしばしば用いたスパニッシュ様式に比べると簡素であり,これは鉄筋コンクリート造住宅の模索期を示すものと考えられる。数少ない現存する武田五一の住宅作品であり,初期の鉄筋コンクリート造住宅として重要である。




 国登録有形文化財(建造物)


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