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平岡家(ひらおかけ)[Hiraokake]

所在地
 左京区
選定番号
 第6−007号


推薦理由(抜粋)
 昭和9年(1934)の建築で,モダンな外観を持つ建物内部は,庭の見える座敷や洋間の応接室を備えるなど,和洋折衷の造りとなっている。台所には,当時からの備え付けの食器棚やカウンターキッチンが残る。



認定番号
 第122号

認定理由
 平岡家は,熊倉工務店の設計,施工により,昭和9年(1934)に建築された。同家の位置する萩ケ垣内町は,「洛北土地区画整理組合」による区画整理事業が昭和2年(1927)から開始され,昭和7年までに完了している。昭和9年には、北大路通が整備され,市電北大路線が高野まで開通するなど,郊外住宅地として発展した場所である。
 建物は,木造2階建,桟瓦葺で,外壁をスタッコ仕上げとする洋風の外観である。通りに面する北側に玄関を設け,玄関ホール右手(西側)に応接室,左手に廊下を設ける。南側に和室3室。北側には女中部屋など,廊下奥に台所を配する変則的な中廊下式平面をとる。1階応接室はマントルピースに窯変タイルを用いるなど洋風の内部意匠である。1階8畳座敷は琵琶床,床,仏間を備え,床柱にはアカマツの磨き材を用いる。東南の4畳半和室(旧主婦室)は網代天井で小壁を設け,数寄屋風意匠とする。2階には客間など3室を設ける。昭和初期の区画整理事業に際して建てられた洋風外観を有する住宅であり,市内の郊外住宅地の発展過程を伝える建物として評価される。



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